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伊野佳代子流

アイテムのお手入れ

Care of items.
お手入れ (1).png

ここでお伝えするアイテムは・・・

  • 衣類​

  • ジュエリー

お手入れのメリットは・・・

  • 長持ちする

  • 使おうと思った時に困らない

  • 清潔感とお洒落さが増す

  • 状態の把握になる

  • 愛着が増す

衣類

帰宅後の習慣のすすめ

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すぐに洗わない羽織り物、デニム、パンツ、ニット類などは一旦部屋で休ませる

 

→服はたくさんの汗を吸収しています。

頻繁に洗わない衣類は、すぐにクローゼットにしまわずに、ゆとりある空間で風を通し休ませてから収納。

生地が傷みにくく匂いもこもらないのでおオススメ!

部屋の片隅にちょこっと

掛けられるラックや空間があると便利♪

  • アイアンハンガーバー
    天井や壁を利用するので狭い部屋でもOK!お洒落なアイアンデザインがインテリアとしてもGood

  • IKEAハンガーラック
    一旦掛ける仮置きのラックとして程よいタイプ。バッグや小物なども置けるスペースもGood

コレいいよ!

衣類長持ち
洗濯のポイント

  • ​​部分汚れは洗濯機を回す前に部分用洗剤を塗布
    ┗手軽なスプレータイプがおすすめ

  • 小分けに洗濯ネットをフル活用
    ┗摩擦と絡みを防ぎ劣化を最小限に

  • 色柄ものは裏返して洗濯&干す
    ┗色褪せを防ぐ

  • デニムは毎回洗わなくてOK
    ┗風合いやデザインを保つ。デニムは履いて育てる。(ひどい汚れがなければ月1で十分。洗濯時は裏返す。着用後は部屋干し。)

  • 5月~9月の天日干しは正午までで十分
    ┗長時間の強い日差しは衣類の劣化やごわつきの原因に

    (しかし正午の取り込みは不可能なことが多いので)裏返して干すよう心がける

  • ハンガーにこだわる
    ┗衣類が変形しやすい(ハンガーの種類は衣類に重要)

  • 部分洗い用洗剤「All things in Nature」イチオシ!
    しつこい汚れも落ちる衣類に優しい部分洗い用洗剤。血液のシミも落ちる。漂白剤不要に。

  • オールインワン洗剤「オールシングス イン ネイチャー」
    普段着からシルク・ウール・カシミヤまで洗える人と環境に優しい洗剤。薄めて家中のお掃除にも使えます。

  • MAWAハンガーレディース36
    Sサイズ~Mサイズの女性のトップスにおすすめ。他にはない小さめな規格で肩に負担がない、滑らない、丈夫。

  • 100円ショップのクッション洗濯ネット
    特に大切にしている衣類はクッション性のある洗濯ネットを活用。100円ショップにも揃っています。

  • 直射日光が強い時期は、バスタオルの干し方を工夫して直射日光から守ってもらうのもGood

コレいいよ!

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デリケート衣類の洗濯ポイント

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基本はお洒落着用洗剤でつけ置き5分でOK

洗濯機を使う場合は手動で時間をカスタマイズ♪

洗い時間は5分未満、脱水時間は3分未満で十分です。

シワになりやすい衣類の脱水は1分未満で十分。

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ニットはネットに入れ専用洗剤でつけ置き5分→すすぎ2回→洗濯機脱水は高速回転して10秒にとどめる。
余裕がある方はバスタオルで挟みトントン水分をとるのみ、またはバスタオルに包み高速回転10秒の脱水。
平干しがおすすめ。

そもそもドライクリーニングって?

「水を使わず型崩れや縮みを防ぐ為」の洗濯法

水の代わりにクリーニング専用溶剤を使用します。
水を使わないので生地に優しく、型崩れや縮みを防いでくれます。

 

この専用溶剤で落ちる汚れは「油汚れ」「皮脂」「スス」「ホコリ」などの「油溶性の汚れ」です。

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クリーニングに出したのに翌年黄ばんでしまうのはなぜ?

汗が時間と共に酸化してしまったことが原因。

汗汚れは99%が水溶性のため、水洗いしないと落としきれないからです。

クリーニングに出したいけれど白い衣類の黄ばみが気になる時は、出す前にデリケート専用洗剤でつけ置きで汗汚れを水洗いしてあげるのも効果的。

大切な衣類がシミになってしまったらクリーニング店に相談して「染み抜き」を依頼してみてもいいですね。

また、汗汚れは放置せずできるだけ早めに水洗いしてあげてくださいね。

衣類スチーマーの使い道

  • シワ伸ばし(ニットやコートもOK)

  • ハンガー・ピンチの跡をとる

  • 生地の凹凸やテカリを抑える

  • 寝てしまったシャギーなどの起毛を復活させる

  • 脱臭・ウィルス除去効果

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蒸気で手軽に優しく

ケア出来るできる便利グッズのひとつです

​私が愛用しているスチーマーはティファールの最もパワフルなタイプ

ネーミングの通り蒸気はパワフルで素早くシワを伸ばせますが大きさと重さが難点です。

最近では各メーカーから軽量コンパクトやお洒落なデザインも豊富に出ています。

使用頻度や収納場所などを基本に選ぶと良いのではないでしょうか。

選ぶ際の注意点

  • 極端に安価なスチーマーは水漏れするものが多いので注意

  • 使用時は水を入れさらに重くなるため、軽量重視の場合は水の重さも含めて検討すべし

  • パワーの比較は「スチーム量」、1分間に噴出するスチーム量を比較の目安に。個人的には10g/分以上がおすすめ。

スチーマー選び

衣類のブラッシングケア

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ブラッシングの効果

  • ホコリや花粉を落とす

  • 繊維の奥のホコリや汚れもかき出す

  • 繊維の流れを整え、毛玉を防止する

  • 表面が整い質感が上がる

  • 生地が薄くなる原因の毛玉取り機の使用回数を減らすことができる

ブラッシングケアは昔ながらの衣類ケア

自分の手で丁寧にケアして手をかける

おすすめブラシ

  • 豚毛…コシ・ハリがあり固さがある

(キルティング生地、ハイゲージニット、ウールのストール、アクリル、ポリエステルなど)

  • 馬毛…しなやかできめ細かい

(カシミヤ、アンゴラ、モヘア、毛足の長いもの、ニット全般)

​ブラッシング

  • ニットは網目に沿って上から下へ

  • 手首を使ってホコリをかき出すイメージで

  • 毛玉になる前に、髪を解かす感覚

毛玉とり

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  • 毛玉とり用短毛ブラシがおすすめ

  • 毛玉を狙ってすくい取るように

  • 手首のスナップをきかせて軽くリズミカルに♪

  • KENT白馬毛高級洋服ブラシ(静電気除去)
    柔らかく長い毛足のブラシは優しくブラッシングできます。静電気除去も嬉しいポイント。

  • セリアの毛玉とりブラシ
    できてしまった毛玉を狙って取りやすいブラシ。握りやすく手と一体感がありとても使いやすいサイズ感。

コレいいよ!

購入後の習慣のすすめ

防水スプレーを全体にしっとりするまで吹きかける。
→ベール効果で雨水の浸透を防ぎ、汚れも落ちやすくなります。
スニーカーにも効果的!

靴底が滑りやすい時

デパ地下などの靴のお修理屋さんでゴム底を張ってくれます。

滑り止め効果と、靴が傷みにくい、足の負担を減らすなどの効果もあります。

張り替えできるため、お気に入りの靴を長く履くメリットも。

革靴のお手入れ

  • 柔らかい布(不要になったTシャツなど)で汚れを拭きます。玄関の靴箱にストックしておくと便利。

  • 汚れ落としと栄養補給も兼ねて、クリームをつけて乾いた布で拭きます。細かい傷は目立たなくなることもあります。無色のクリームは万能に使えておすすめ。

  • 最後に防水スプレーでしっかり保護すれば完璧!

防水スプレーは、皮革・布専用もあるので用途を確認しましょう。

スエード・布製のお手入れ

  • 乾いた布で拭いても汚れが落ちない場合、布製は濡れた布・スエードは靴ブラシで優しく汚れを落とす。

  • スエードは艶や色を鮮やかに保ってくれる専用スプレーも販売されているので活用するのもあり。

  • 事前に防水スプレーをかけておくことで汚れは落ちやすくなります。

スニーカーのお手入れ

  • ​乾いた布で拭いても汚れが落ちない場合、布製は濡れた布・レザー部分は乾いた布にクリーナーをつけて拭き取る。

  • スニーカー用クリーナーもおすすめ!

  • 事前に防水スプレーをかけておくことで汚れは落ちやすくなります。

  • エスケースニーカークリーナー(水不要)
    泡タイプのクリーナーで布で汚れを拭きとるタイプ。レザーやポリウレタン、ゴム素材の部分は見事にきれいになります。布部分は汚れ落ちがイマイチですが、手軽に使えるのでおすすめ。

  • 無印良品防水スプレー
    布製品・革製品どちらも使えるので一家に一本!
    手軽に買えるショップと価格で習慣化もしやすい点もおすすめ

コレいいよ!

ジュエリー

うっかりしがちな注意点

  • 着脱後、水場に放置しない
    (酸化や変色の原因になるため)

  • 汗を拭く
    特に汗をたくさんかいた夏場は、着脱後にティッシュや布でさっと拭いてあげましょう。変色予防になります。

  • 温泉・お風呂・手洗いの時は外す
    (付けっぱなしOKな結婚指輪やスキンネックレス以外は外す習慣を。天然石も水やお湯に弱いものが多いです。)

  • 睡眠時は外す
    (睡眠時は想像以上の汗をかくため変色しやすい。引っ掛かりやすい。)

ジュエリーのお手入れ

  • ティッシュや布(研磨剤などついていない普通の布)であらかじめ汗汚れを拭く。

  • 素材に適したクロスで拭く

クロスの種類

ジュエリー用クロスは様々あります。
おすすめは、シルバー用とマルチなコットンクロス。

  • シルバー用は超微粒研磨剤が含まれていて黒ずみを落とせます。

  • マルチに使えるコットンクロスは、ゴールドやコーティング素材、時計などにも幅広く使えるので重宝します。

研磨剤クロスで、コーティング素材を拭くと剥がれてしまうのでNG!天然石も傷がつくのでNG!

  • シルバー用クロス
    おすすめは使いやすい小さいサイズのセット。すぐに黒くなるので一面黒くなったら新しいクロスへ交換。

  • マルチクロス
    プラチナ、ゴールド、コーティング素材、時計など幅広く使えるのでおすすめ。

コレいいよ!

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忙しい毎日の中でちょっと面倒なお手入れですが確実にアイテムが長持ちしきれいな状態で身に付けることができます。お手入れは「おしゃれ」の要素のひとつです。みなさんのお役になれば嬉しいです。

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